石黒歯科医院|市川市の歯医者|小児歯科

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歯のクリーニングはやるべき?

歯のクリーニングはやるべき?

毎日しっかり歯のブラッシングをしていても歯垢や歯石は完全には取り除けません。つまり、歯のクリーニングは、自宅のケアだけでは不十分です。歯石は体質によって付着しやすい人、しにくい人がいますが、歯垢は必ず付着します。特に、歯と歯の間や歯ぐきの境目には汚れがたまりやすく、それが口臭やむし歯、歯周病の原因となります。歯科医院では専用器具を使って、歯垢や歯石を丁寧に除去します。定期的な歯のクリーニングを受けることで、むし歯や歯周病のリスクを大幅に軽減し、口腔内の健康を保ちやすくなります。これらのトラブルを未然に防ぎ、将来的な治療費の軽減にもつながるのです。

歯石取りの意味は?

歯石を放置すると、歯周病が進行しやすくなると考えられています。歯石とは、歯垢が唾液中のミネラルと結びついて硬くなったもので、通常の歯磨きではなかなか除去できません。時間が経つほど硬化し、歯ぐきの炎症や口臭の原因になります。そのため、定期的に歯科で歯石を除去することが大切です。

歯のクリーニングの疑問を解決

歯のクリーニングにかかる時間は?

通常、歯のクリーニングにかかる時間は30〜60分程度です。歯石の量やお口の状態により、1回で終わらない場合もあります。自費診療のPMTCなどでは、1回あたり60分以上になることもあります。事前に所要時間を確認した方がよいでしょう。

歯のクリーニングの頻度は?

歯のクリーニングの頻度は一律ではなく、個々の口腔内の状態によって異なります。一般的には3〜4ヶ月に1回が目安ですが、歯周病リスクが高い方や喫煙者、着色が付きやすい方は2〜3ヶ月に1回の頻度が良いでしょう。ただし、あまりに頻繁なクリーニングは逆効果になることがあります。エナメル質が削れてしまう恐れや、知覚過敏を引き起こす可能性があるためです。まずは歯科で診察を受け、ご自身に合った適切な間隔を提案してもらうと良いでしょう。

歯のクリーニング後の食事で注意すべきこと

クリーニング直後は、歯の表面が一時的に敏感な状態になっています。これは、汚れが取り除かれ、歯の表面が吸着しやすくなっているためです。そのため、1〜2時間はコーヒーや赤ワイン、カレーなど色素の強い飲食物は避けましょう。フッ素を塗布された場合は、30分ほど飲食を控えることが望ましいです。

歯の黄ばみは白くなる?ホワイトニングとの違い

クリーニングとホワイトニングは目的が異なります。歯のクリーニングでは、着色汚れや歯石を除去し、歯本来の色を取り戻すことができますが、歯そのものの色を変えることはできません。

一方、ホワイトニングは専用の薬剤で歯を漂白する施術です。つまり、歯のクリーニングは口腔内の健康維持が目的であり、ホワイトニングは審美目的の処置といえます。

歯のクリーニングは痛い?知覚過敏は?

この点は、多くの人が気にするところでしょう。一般的に、健康な歯ぐきであれば痛みを感じることはほとんどありません。しかし、歯石が多い場合や知覚過敏のある方は、しみたり軽い痛みを感じることがあります。

歯のクリーニングの費用や保険適用は?

治療目的のクリーニング(歯石除去など)は健康保険の適用対象で、自己負担3割の場合、おおよそ2,000円〜4,000円程度です。一方、予防や見た目を重視したクリーニングは自費診療となり、費用は10,000円〜20,000円程度が相場です。当院では自費診療の場合12,500円で行っております。医療費控除の対象となる場合もありますが、審美目的の施術は対象外となることもあるため、事前に歯科医院で確認することをおすすめします。

まとめ

なお、より専門知識と技術を持つ認定医が在籍する歯科医院は下のリンクから近医を調べてみてください。口腔内の状態は常に変化しているため、定期的なクリーニングは、むし歯や歯周病などの口腔トラブルトラブルが大きくなる前に発見・対処できることが最大のメリットで、治療費や通院回数を抑えることにもつながります。

 

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