1 まずは、むし歯菌を感染させない
2 むし歯では乳歯を1本も失わせない
3 乳歯の歯並びを整える
むし歯を発症させないための予防
①口腔内の菌を減らす
・ショ糖が入った食事やおやつ、飲み物の頻回摂取はミュータンス菌の発育を助けているようなものです。
このような生活習慣は改めましょう。
・歯磨きは1日2回おこないましょう。
・可能であれば糸ようじで歯と歯の間の掃除をおこなう。
・3ヶ月に1回は歯科で歯のクリーニングをおこない細菌を減少させましょう。
当院では、食生活の改善方法や歯磨きの仕方をしっかりご説明いたします。
日常の歯磨きでは届かない歯の細部まで、徹底的にクリーニングして細菌を除去します。
②歯の抵抗力を強化する
フッ素はミュータンス菌の発育に対し、抵抗することができます。
しかし、長期にわたり大量に体内に摂取していまうと副作用も出現します。適切な量を使用して歯の抵抗力を強化しましょう。
・フッ素入りの歯磨き粉を使う。
うがいができる子 :フッ素濃度が950ppmFを使用する。
うがいができない子:フッ素濃度が250ppmFを使用する。
・3ヶ月に1回は歯科でフッ素塗布をおこなう。
・歯が噛み合う部分に存在する数の谷間には、事前にシーラント治療をおこなう。
当院では、歯磨き粉は『チェックアップ』をオススメしています。いろいろな味があり、子供たちもうれしいようです。
3ヶ月に1回おこなうメンテナンスで9000ppmFの高濃度フッ素を塗布します。
(専門の知識がある者が高濃度フッ素を使用する分には副作用の心配はありません)
シーラント治療はフッ素も配合された硬化する薬剤を、健康な歯のうちに谷間に埋める治療です。とても効果が高い治療方法です。